社労士に依頼する派遣事業許可のコストと効果

派遣事業を始める際には、さまざまな許可や手続きが必要です。その中でも特に重要なのが「派遣事業許可」です。しかし、この許可を取得するためには多くの書類や手続きが必要で、初めての方には非常に煩雑に感じられることも少なくありません。そこで、専門家である社会保険労務士(社労士)に依頼することが考えられます。今回は、社労士に依頼する際のコストとその効果について詳しく解説いたします。

社労士に依頼するコスト

社労士に派遣事業許可の取得を依頼する場合、その費用は一般的に次のような項目で構成されます。

1. **相談料**: 弊所では初回相談は無料ですが、通常は1時間あたり数千円から1万円程度の相談料がかかります。
2. **申請代行手数料**: 申請書類の作成や提出を代行する手数料は、10万円から30万円程度が相場です。事務所によって異なりますので、事前に確認することが重要です。
3. **交通費・郵送費**: 書類の郵送や役所への訪問にかかる実費も請求されることがあります。

効果とメリット

社労士に依頼することで得られるメリットは多岐にわたります。

1. **専門知識の活用**: 社労士は労働法規や労務管理に関する専門知識を持っています。これにより、法律や規制に基づいた正確な申請が可能になります。
2. **時間と労力の節約**: 複雑な書類作成や手続きを全て任せることで、企業は本業に集中することができます。特に初めて派遣事業を行う企業にとっては、大きな時間と労力の節約になります。
3. **許可取得の確率向上**: 社労士の経験と知識を活用することで、申請がスムーズに進み、許可取得の確率が高まります。不備があって再申請が必要になるリスクも低減します。
4. **法改正への対応**: 労働法規は頻繁に改正されるため、最新の情報に基づいて対応する必要があります。社労士は常に最新の情報を把握しているため、安心して任せることができます。

まとめ

派遣事業許可の取得は、企業にとって非常に重要なステップです。しかし、手続きが煩雑で時間がかかるため、専門家である社労士に依頼することを検討する価値があります。社労士に依頼することで、費用はかかるものの、多くのメリットと効果を享受することが可能です。これにより、企業は本業に集中し、円滑な事業運営を実現することができます。

派遣事業の開始を検討されている方は、ぜひ一度社労士への依頼を考えてみてはいかがでしょうか。安心して事業をスタートさせるための一助となることでしょう。

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